ベストプランナー合同会社様は、お客様の「IT参謀」として現場のお困りごとに寄り添い、解決までをサポートをしている企業です。テレワーク導入やDX推進支援を行うほか、2022年3月からはビジネスSNS「I'tHERO(イッツヒーロー)」のサービス提供を開始しました。本日は代表社員である川崎 洋様にお話を伺いました。お客様のIT参謀として期待以上の価値を提供まずは貴社の事業内容を教えてください。弊社はテレワークの導入支援事業を行っております。併せて各種ITツールの導入やPCバックアップ、WEB制作やシステム開発もご支援しており、YNSさんにはシステム開発でご協力いただいています。 テレワークは新型コロナの影響で需要が伸びました。コロナ禍で需要は高まったものの、同時に多くの企業が業績に打撃を受けた中、本格的なテレワークの環境整備に積極的なお客様は多くありませんでした。もどかしい思いもしましたが、テレワーク導入をきっかけとして人が輝き、人が集まる会社づくりを応援したいとの思いから、現在はIT導入補助金や東京都の助成金を活用したご提案を行っています。貴社内でもテレワークを実践され、厚生労働大臣表彰である「輝くテレワーク賞」を受賞されました。この受賞をきっかけに、主事業をテレワーク導入支援へと舵を切りました。私自身も東京都のテレワーク導入支援コンサルタントとして、東京都の名刺をいただいて活動しています。 事業を行ううえで大切にしていることは何ですか?経営理念にも掲げる通り、お客様の期待以上のご提案を行うことです。言われたことを100%やるのは当たり前で、そこには感動がありません。またお客様はITのプロではないので、我々に何を聞けば良いのかも分からないことが多々あります。そこで「こんなお困りごとはありませんか?」と我々がリードしてご提案を差し上げることで、提案内容が120%になっていくと考えます。また、主役はあくまでもお客様です。弊社はお客様を陰から支えながら、いつでも頼れる存在でありたい。このような思いを込めて「IT参謀」と名乗っています。 代表社員である川崎様ご自身が、仕事を行ううえで大切にされていることは何ですか?先ほどご紹介した「相手の期待を上回る」の他に、2つのポリシーがあります。一つは「諦めない」ことです。私の好きな言葉は、第16代アメリカ合衆国大統領であるエイブラハム・リンカーン氏の「意志あるところに道は開ける」です。意思さえあれば解決できない問題はないと考え、仕事に取り組んでいます。もう一つは「あいまいにしない」ことです。できるだけ言語化する。できるだけ即答する。そのための知識量を持つよう努めています。 ビジネスプラットフォームI'tHERO(イッツヒーロー)ここからはI'tHERO(イッツヒーロー)について伺います。まずは本サービスの特徴をお聞かせください。I'tHEROは、SNSやネットショップ、グループウェアなど、ビジネスで必要なツールが一気通貫されたクラウド型総合プラットフォームです。仲間や取引先とのやりとりをチャットで行いながら、見積書の発行や契約、決済など、関連業務をスマホひとつで完結することができます。 本サービスを検討されたきっかけは何ですか?新型コロナの感染拡大がきっかけでした。生活の変化を余儀なくされたときに、ITが苦手な方ほど何をどうすれば良いのかが分からない状況だったと思います。特に、これまで外で働くのが当たり前だった方にとっては、仕事にならない日々が続いたのではないでしょうか。他の経営者の方々と話す中でも、動けない人は本当に動けないでいることを実感していました。何とかこの状況を打破したいと思い立ったのが、I'tHEROの根幹にあります。I'tHEROの利用対象を、事業会社だけでなく組合やPTAといった幅広い団体にも広げているのは、そのような背景があったのですね。組合やPTAに限らず、我々の従来の仕事の進め方は、仲間や決裁者と対面で話すのが当たり前でした。今もできればそうしたいですが、決裁者一人ひとりに会うのは多くの時間と労力がかかります。非対面が好まれるこの時代、I'tHEROを通して人とのつながりを感じながら、ビジネスの交流を加速する場を提供したいと考えました。またI'tHEROでは個人のアカウントから複数の組織に属することができ、ワンタッチで組織の切り替えができます。お客様でめんどうに感じる作業を極力排除し、「会社」も「組合」も「PTA」もこれ一つで済むような設計にしました。サービス提供にあたって、こだわった部分を教えてください。ビジネスに必要な機能をすべて揃えるために、各種アプリとの連携を強化し、もりだくさんの機能を搭載したことです。何かに特化したほうが売れやすいというマーケティング理論とは逆行しますが。なぜ、多機能を搭載しようと考えたのですか?ITが苦手な方に目線を合わせたからです。ITがよく分からないという方からすると、チャットはこのアプリ、カレンダーはこのアプリ、などと使い分けることが難しいでしょう。誰でも一度ログインさえすれば、やりたいことが叶えられる世界を作りたかったのです。お客様に目線を合わせることは、普段から意識して行われているのですか?私は営業畑が長いので、「お客様は何を考えているんだろう?」「本当は何を求めているんだろう?」ということばかり考えてしまいます。ITに苦手意識がある方でも、I'tHEROで成功体験をしていただけたら嬉しいですね。YNSへの評価I'tHEROのサービス構想の段階で、感じていたお悩みはありましたか?構想段階でグループウェアをつくる必要があるという認識はあったのですが、それをどのように開発していくのがベストなのかが分かりませんでした。そこはYNSさんとお話をしていく中で明確になっていきました。YNSをご採用いただいた決め手は何でしたか?YNSさんを知ったのは、私が所属する経営者コミュニティの仲間の1人から紹介を受けたのがきっかけです。信頼する方からの紹介だったことがお取引の大きな理由でした。他にも、貴社に開発実績が豊富にあったことや、フェアトレード商品の販売など、社会貢献活動にも注力されている点が決め手になりました。開発品質やメンバーの応対品質について、率直な評価を伺えますか?毎週打合せを実施できていることが、一番の評価ポイントです。弊社の状況やYNSさんの進行具合に応じて、「ここの開発を優先してほしい」など開発順序を小まめに入れ替えてもらっています。このような柔軟な開発はとても魅力的でした。今後のご要望や、YNSに期待していることをお聞かせください。今後はAPI連携ができないと取り残されるソフトウェアばかりなんじゃないかと思っています。I'tHEROもAPIの窓口になるような、各社の良いツールをつなぐハブになりたいという構想がありました。今後YNSさんと一緒にブラッシュアップしていきたいですね。また個人的にはブロックチェーンを通じてアプリ開発をしたいですね。他社に先駆けてビジネスができれば嬉しいです。インタビュー企業様紹介・社名:ベストプランナー合同会社・所在地:埼玉県さいたま市岩槻区東岩槻2-1-6 丸吉ビル2F・事業内容:ITコンサルティング事業(DX支援)/テレワーク導入支援/通信・OA機器販売/VMware仮想化支援/セキュリティ・ネットワーク構築/マニュアル制作代行/ホームページ制作・WEBサイト:https://bestplanner.co.jp/ご紹介した「I'tHERO」の詳しい情報はこちらI'tHERO公式HP