先日公開した【AI×仕事】ITエンジニアがAI台頭時代に求められるスキルとは?が、おかげさまで好評でした。今回はエンジニアに限らず、この時代を生きる私たちが身につけたい力をまとめてみましたので、ご紹介します。今後の社会で起きることAIの現状や、今後の社会で起きることについては前回記事の前半部分でご紹介しました。そのため今回は要約版を掲載します。▼AIの現状や、今後の社会で起きること(ChatGPTとの対話により生成した要約文)ChatGPTの登場により、AIの利用浸透や技術発展が加速している。「強いAI」と呼ばれる、人間と同じように考え判断するAIの実現も、現実味を帯びてきている。この発展により、いくつかの社会的な変化が予想される。①ITの需要拡大 さまざまな分野でITの活用が広がる。②教育の変化 ①に伴い、学生のIT教育や、社会人のIT学習機会が増加する。③IT人材の増加 ②に伴い、ITの知識を持つ人材がますます増加する。これからの時代、「ITを知っている」「AIが使える」のは当たり前のスキルになっていくでしょう。そのため私たちは今後、ITスキルをベースに、プラスアルファの得意分野や専門領域を持つことが求められます。AI時代を生き抜くために、今からできること次の時代に備えて取り入れたい考え方や、身につけたい力をまとめました。1. 変化を恐れず、取り入れる気持ちを持つAIに対しても拒否反応を起こさずに、「AIに使われるのではなく、AIを使って何かを成し遂げよう!」くらいの意気込みで活用していきましょう。2. 日常的にAIを使ってみる日常でふと浮かんだ疑問は、ChatGPTに尋ねてみましょう。習慣化することで「どのようなシーンでChatGPTが活躍するか」といったAIの効率的な活用方法を見出す力が身につきます。3. 「これってAIでできるのかな?」と考えるクセをつけるChatGPTをさまざまなシーンで試してみましょう。その中でAIができること・できないことを見極める力が鍛えられます。これは今後の私たちに大いに役立つスキルです。AIの技術は日々進化しています。ChatGPTでも「この前までできなかったことが、今日できるようになっている!」という発見があるでしょう。このように進化の軌跡を体感することも、時流を読むための重要な視点を与えてくれます。4. プロンプトを工夫してみるプロンプトとは、AIに投げかける「指示/命令/質問」のことです。AIは人間と違って、言語化していない情報は汲み取ってくれません。人間同士の会話なら省略できる前提条件や暗黙の了解も、AIには明確に伝えてあげる必要があります。AIでやりたいことを実現し、ほしい情報を入手するためにはどのようなプロンプトが最適か、試行錯誤してみましょう。繰り返す中で知見が蓄積し、言語力が磨かれていきます。ひいてはAIのパフォーマンスを高める力を習得できます。 5. 「それって本当?」と疑うクセをつけるAIは完璧ではありません。ChatGPTでさえも常に正しい答えを返してくるとは限りません。学習データの偏りや文脈の誤解など、さまざまな理由から誤回答が発生します。今後是正が進んでいくと思われますが、情報の正確性を見極める力はこれからも大いに求められるでしょう。6. 自分を深く知る前述の通り、今後私たちは「ITスキル+得意分野や専門領域」が求められます。自分の得意分野はどこにあるのか、何を仕事にすれば自分の強みが生きるのかを見極めるために、自己理解も並行して行いましょう。おわりにさいごに、AIが発展してもなお変わらないであろう人間の役割をご紹介します。▼AIが発展してもなお、人間に求められるであろう役割・新しいアイデアを生み出す。・新しい情報を取得し、取り入れる。・こうしたい!こうありたい!意志をもって動く。・経験に基づいた判断や洞察を持つ。・問題を見つけ、解決する。・誰かと心でつながる。・誰かのために手を差し伸べる。・誰かの意思決定に影響する(この人に会いたい!この人に任せたい!この人に話を聞いてもらいたい!と思わせる)。未来に向けて大切なのは「自分はどう生きたいか?」という心です。私たちYNSもこの心を大切に、次の時代に備えていきたいと考えています。