自社のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進において、IT人材の確保を目指す企業が増加しています。しかし昨今の人材不足による競争激化により、IT/DX人材の採用難易度はますます高まっています。「募集をかけても来ない・・・」「自社にマッチする人材が見つからない・・・」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。そこで本記事では、採用成功のためのポイントをご紹介します。成功のカギは、求める人物像の「定義」DX人材の採用では、求める人物像の定義が重要です。「とりあえずITに詳しい人を採用しよう」というようにあいまいな人物像では、期待する役割や必要なスキルも不明瞭なままです。そのために「求める人材と募集内容が合っていない」といったミスマッチを引き起こしている可能性があります。今まさに採用が難航している…という方は、次のポイントを見直してみませんか? ポイント1. 求める「職種」は合っていますか?ITのプロフェッショナルには、様々な役割を持つ職種があります。システム開発ができるエンジニアだけでなく、データの分析・活用を得意とする人材やAI活用の専門家、セキュリティのエキスパート、プロジェクトマネージャーなど、その役割は多様です。自社のDX推進のためにはどのようなIT活用が必要で、そのためには人材にどのような役割を期待したいのかを見直してみましょう。もし「DX計画は未定。採用した人と一緒に考えていきたい」という場合は、事業企画を立てられるマネージャークラスを募集してみると良さそうです。ポイント2. 求める「専門スキル」は合っていますか?IT人材に様々な職種があるように、得意とする技術領域も多様にあります。特定の開発言語に精通する人材や、課題の特定からシステムの企画~設計~顧客折衝まで行える人材もいます。業務内容に合わせて必要なスキルを絞り込み、優先順位をつけましょう。スキルセットが明確になることで、応募者のスキル不足やオーバースペックといったミスマッチを防ぐことができます。ポイント3. 求める「ソフトスキル」は合っていますか?ソフトスキルとはコミュニケーション能力や協調性など、ビジネスパーソンとしての基礎能力を意味します。人間力とも言い換えることができるソフトスキルは数値で測りづらく、面接官の主観に頼りがちな側面があるかもしれません。どのスキルを重要視するかを明確にし、合否判断できるようにしましょう。また採用後の定着率を高めるために、応募者が自社の企業文化に適するかどうかを重要視している方も多いかと思います。いわゆる「社風に合う・合わない」といった選考基準はあいまいになりやすいため、これを機に言語化し、社内で統一認識を持つことをおすすめします。まとめ本日は採用成功のためのポイントをご紹介しました。企業の成長にとってDX人材の確保は不可欠です。求める人物像を明確に定義し、自社に最適な人材を見つけましょう。YNSの採用支援サービス弊社のIT/DX人材採用支援では、次のようなサポートを行っております。・求める人物の定義・採用基準の定義・適切な候補者を引き寄せるための、求人広告の書き方・書類選考サポート・面接サポート「エンジニアの採用は初めてで、進め方から相談に乗ってほしい」という方も安心してお任せください。現状のお悩みやご要望に合わせて、最適な支援策をご提案いたします。