※2024/5/29追記本記事のアップデート版を公開しました。ぜひご覧ください。【2024年最新】目的別おすすめノーコードツール6選【比較表プレゼント】近年人気のノーコード。カオスマップが協会から発表されるほど、世の中にはあらゆるノーコード開発プラットフォームであふれています。今回は、「各社の違いが分からない」「どれを選べばいいか分からない」という方向けに、厳選した7つのツールについて、それぞれの特徴とおすすめしたいケースをご紹介します。あなたに合った選び方はこちら「全部読んでいる時間がない」という方は、まずは以下の選び方チャートをご覧になって、自社に合いそうなサービスだけを読んでみるのもおすすめです。ここからは、各社のツールについて詳しくご紹介します。1. Bubble(バブル)Bubble(バブル)は、Bubble Group, incが提供するノーコード開発プラットフォームです。200万人を超えるユーザー数を抱え、ノーコードの代名詞と言われています。<月額利用料>フリープラン:あり /有料プラン:月額25~529USD<最低利用期間>なし<データ容量> プランによって0.5G~50GB差別化ポイント:カスタマイズ自由度の高さBubbleの特徴は、数あるプラットフォームの中でもトップクラスに柔軟な開発ができる点にあります。▼機能面豊富な拡張機能や外部システムへの連携機能があり、柔軟な実装ができるため、Webサービスやホームページ、LP、EC、業務システムなど汎用的に利用することができます。料金プランに応じてサーバーキャパシティを増減できるため、システムの利用者が増えた場合でも安定したサービス提供を行える環境が整っています。▼デザイン面パーツの選択肢やデザインテンプレートが豊富で、色や大きさ、フォントなども細かく設定できるため、作りたいアプリをイメージ通りに開発することができます。またレスポンシブの機能が使いやすいため、PC・タブレット・スマホなど多様なデバイスに対応しやすく、効率的なサイト構築ができる点も特徴です。注意点Bubbleで気をつけたいことをご紹介します。▼使いこなすには専門知識が必要自由度が高い反面、全てを使いこなすための学習に時間を要します。また、システム設計やプログラミングに関する技術が必要な部分が一部あり、ソフトウェア開発者としての知見が全くない方にとっては難しさを感じるでしょう。▼日本語に対応していない作業画面やマニュアルなどはすべて英語表記となります。一方、Bubbleは利用者が多いため日本語の情報サイトも多く、少し検索すれば基本的な知識が手に入ります。こんな方におすすめBubbleのおすすめシーンをご紹介します。▼こんな方におすすめ・デザイン性の高いランディングページなど、イメージ通りのWEBサービスを短期間・低コストで作成したい方。・ソフトウェア開発者として一定の知識をお持ちの方。もしくは知識のある人をプロジェクトに巻き込める方。・英語への抵抗が少ない方。またはマニュアルが無くてもインターネットで検索して情報を見つけるのが苦ではない方。2. Glide(グライド)Glide(グライド)は、typeguard, Inc.が提供するノーコード開発プラットフォームです。これまで50万人が 100 万以上のアプリをGlideで作成しています。<月額利用料>フリープラン:あり /有料プラン:月額25~249USD<最低利用期間>なし<データ容量> プランによって200MB~1TB差別化ポイント:開発期間を圧倒的に短縮できるGlideの特徴は、アプリの開発から公開までの期間を圧倒的に短縮できる点にあります。▼目的別のパーツが豊富教育・金融・人事・販売・趣味など、目的別のテンプレート(パーツ)が豊富にあり、開発期間の短縮に貢献しています。公式サイトには「60秒でGlideに慣れる」動画や「6分でアプリリリースができる」動画が紹介されています。▼スプレッドシートをデータベースにできるGoogleスプレッドシートをデータベースとして利用し開発を行うことができます。指定したシート内に必要な要素を記入し、レイアウトを選択すれば開発画面に自動で反映されます。注意点Glideで気をつけたいことをご紹介します。▼レイアウトの自由度は低め各種画面のテンプレートは豊富に用意されていますが、パーツを配置できる場所が限られていて、レイアウトの自由度は低めです。▼日本語に対応していない作業画面やマニュアルなどはすべて英語表記のため、詳細まで理解するには、英語の知識が必要になります。こんな方におすすめGlideのおすすめシーンをご紹介します。▼こんな方におすすめ・社内用・社外用どちらにも利用したい方。・WEBサイトやWEBアプリをスピーディーに作成したい方。・アイデアや企画の実現可能性を、スピーディーに検証したい方・Googleスプレッドシートで管理している既存の業務を、短期間でアプリ化したい方。・英語への抵抗が少ない方。3. Adalo(アダロ)Adalo(アダロ)は、Apto Labs, Inc.が提供するノーコード開発プラットフォームです。<月額利用料>フリープラン:あり /有料プラン:月額36~250USD<最低利用期間>なし<データ容量> プランによって最大500GB差別化ポイント:モバイルアプリをスピーディーに開発できるAdaloなら、ネイティブアプリ※をスピーディーに開発することができます。※ネイティブアプリ:App StoreやGoogle Playなどのアプリストア経由でインストールして利用する、スマートフォンやタブレット向けアプリのこと。▼ネイティブアプリならではのメリットを享受できるプッシュ通知やGPSの位置情報、カメラ機能など、デバイス特有の機能を利用できるのはネイティブアプリならではのメリットです。アプリはiOSとAndroidどちらもつくることができ、また各アプリストアからはユーザーの分析や管理を行うことができます。▼デザイン面デザインやレイアウト調整を簡単な手順で行うことができるため、テンプレート感のない、ユニークなアプリを構築することができます。注意点Adaloで気をつけたいことをご紹介します。▼不向きな開発がある「音を出せない」や「ゲームを開発できない」といった特徴があるので、作りたいものによっては不向きな場合があります。▼日本語に対応していない作業画面やマニュアルなどはすべて英語表記となるため、詳細まで理解するには、英語の知識が必要になります。こんな方におすすめAdaloのおすすめシーンをご紹介します。▼こんな方におすすめ・モバイルアプリを簡単・短期間で開発したい方。・アプリでプッシュ通知やGPSの位置情報、カメラ機能などを利用したい方。・小規模かつスピーディーに効果検証を行いたい方。・英語への抵抗が少ない方。4. AppSheet(アップシート)AppSheet(アップシート)は、Google LLCが提供するノーコード開発プラットフォームです。<月額利用料>フリープラン:なし (無料お試しあり)/有料プラン:月額5USD~<最低利用期間>1か月<データ容量> Googleドライブに保存される差別化ポイント:既存のスプレッドシートやエクセル業務をすぐに効率化できる今エクセルやスプレッドシートで管理している業務があるなら、AppSheetで簡単に自動化することができます。▼スプレッドシートやエクセルでデータベースを作成できるスプレッドシートやExcelをデータベースとして、アプリを構築することができるます。またAppSheetはデータベースのカスタマイズ性が高いため、さまざまなデータを組み合わせるのに便利です。▼パーツが豊富で、使いやすさと開発期間短縮を両立できる一覧表示や詳細表示、カレンダーやグラフなど、パーツの選択肢が豊富にあるため、業務に最適な画面設計を短期間で行うことができます。▼高度な機能政府情報システムのためのセキュリティ評価制度(ISMAP)に認定されています。またオフライン機能を備えており、インターネットが利用しづらい山間部などでの業務も、通信なしで利用することができます。注意点AppSheetで気をつけたいことをご紹介します。▼使いこなすには専門知識が必要データベースのカスタマイズ性が高い反面、使いこなすにはソフトウェア開発者としての知識が必要な場合があります。▼日本語に対応していない作業画面やマニュアルなどはすべて英語表記となるため、詳細まで理解するには、英語の知識が必要になります。こんな方におすすめAppSheetのおすすめシーンをご紹介します。▼こんな方におすすめ・社内の業務改善・効率化を行いたい方。・エクセルやGoogleスプレッドシートで管理している既存の業務を、短期間でアプリ化したい方。・オフラインでも利用したい方。・高セキュリティのツールを探している方。・英語への抵抗が少ない方。5. Kintone(キントーン)Kintone(キントーン)は、サイボウズ株式会社が提供するノーコード開発プラットフォームです。<月額利用料>フリープラン:なし(無料お試しあり)/有料プラン:月額780~1,500円<最低利用期間>1か月<データ容量> 5GB×ユーザー数差別化ポイント:チームワーク向上を重視した画面設計Kintoneは長年企業のコミュニケーション活性化を支えてきたサイボウズ社ならではの工夫がされています。▼チームワーク向上を重視した画面設計アプリ内にはコメント機能や変更履歴機能が搭載されています。またコミュニケーション画面とデータ画面を一画面に表示できるため、データを見ながら意見交換をアプリ上で行うなど、チームで活用できる仕組みが備わっています。▼国産ツールKintoneは社業務改善・業務効率化に特化したツールです。また日本の企業が開発した、国産ツールならではの使い勝手の良さがあります。注意点Kintoneで気をつけたいことをご紹介します。▼拡張機能が有料外部システムとの連携といった拡張機能ごとに料金が加算される設定になっています。使い方によっては高額な費用が発生する場合があります。こんな方におすすめKintoneのおすすめシーンをご紹介します。▼こんな方におすすめ・国産ツールで社内の業務改善・効率化に特化したものを探している方。・アプリ内で積極的にコミュニケーションを取っていきたい方。・数多くのアプリ開発や大規模なアプリを開発したい方。6. サスケworks(サスケワークス)サスケworks(サスケワークス)は、株式会社インターパークが提供するノーコード開発プラットフォームです。<月額利用料>フリープラン:なし (無料お試しあり)/有料プラン:月額5,500円~<最低利用期間>1か月<データ容量> 15GB差別化ポイント:アプリを入手・販売できるストアがあるサスケworksには独自のアプリストアがあり、ストア内では、さまざまなアプリが販売されています。▼導入してすぐにアプリ運用をはじめれる入手無料のものも多く、ダウンロードするだけで、すぐに自社の業務改善を行うことができます。▼つくったアプリを再販できる自社で構築したアプリを、ストア内で有料で販売することができます。▼国産ツールサスケworksは社業務改善・業務効率化に特化したツールです。また日本の企業が開発した、国産ツールならではの使い勝手の良さがあります。注意点サスケworksで気をつけたいことをご紹介します。▼データ容量は少なめ他社と比べて付与されるデータ容量が少ないため、大規模な開発を予定している方は、データの追加購入が必要です。データは10GB単位で追加購入することができます(月額1,100円~)。こんな方におすすめサスケworksのおすすめシーンをご紹介します。▼こんな方におすすめ・国産ツールで、社内の業務改善・効率化に特化したものを探している方。・低価格で、使用者のパソコンスキルに左右されないツールを希望する方。・開発したいアプリが少ないなど、中~小規模での利用を予定している方。7. Yappli(ヤプリ)Yappli(ヤプリ)は、株式会社ヤプリが提供するノーコード開発プラットフォームです。<月額利用料>フリープラン:なし (無料お試しあり)/有料プラン:月額39,800円~<最低利用期間>1年<データ容量> 不明差別化ポイント:アプリ作成から運用・分析まで一元管理できるYappliの差別化ポイントをご紹介します。▼アプリ作成から運用・分析まで一元管理できる社内利用はもちろん、マーケティングツールや取引先への情報発信ツールとしても活用できるほど、幅広いデザインテンプレートがあります。また、管理画面も使いやすさが徹底されています。さまざまなデータを一画面で見れるダッシュボードがあり、顧客動向分析を効率よく行うことができます。GoogleアナリティクスやApps Flyerなど、外部分析システムとの連携も可能です。▼国産ツールYappliは日本の企業が開発したツールです。国産ツールならではの使い勝手の良さがあります。注意点Yappliで気をつけたいことをご紹介します。▼初期費用が発生初期費用や1年間の最低利用期間が発生するため、スモールスタートしたい方には不向きです。こんな方におすすめYappliのおすすめシーンをご紹介します。▼こんな方におすすめ・長期的な運用を見越した、社内外への情報発信やデータ分析を行いたい方。・社内用・社外用どちらにも利用したい方。・モバイルアプリをスピーディーに開発したい方。まとめ:自社に合ったツールを選ぼう!ここまで7社のノーコード開発プラットフォームを紹介してまいりました。ノーコードでできること・できないことは、各社によって大きく異なります。導入したのに活用されない…といった事態を招かないように、自社に合ったサービスを適切に選択することが大切です。YNSのノーコードなら低予算・短期間・作業負担ゼロで導入できます弊社ではノーコード開発にも積極的に取り組んでいます。長年に渡りフルスクラッチ開発を上流工程から下流工程まで一気通貫に行ってきた弊社だからこそわかる、フルスクラッチ開発の強みと弱み、そしてノーコード開発の強みや弱みを十分わきまえた上で、最適なご提案をいたします。ぜひ一度お気軽にお声がけください。ノーコード業務効率化ツール:爆速DX号はこちら