<div data-type="table_of_contents" data-uid="SV5dKfvs" data-time="1707201814158"></div><h2 data-uid="6jx9nJde" data-time="1712112853521" id="index_6jx9nJde">AIに仕事を奪われる?</h2><p data-uid="9SJ8NRc9" data-time="1707202261100">最近、AIに関するニュースが話題です。AIとの未来を期待したり、不安視したり、その論調はさまざまです。</p><p data-uid="apzJuNtm" data-time="1707202265422">AI普及が進むことで、私たちの<strong>生活や仕事に大きな変化が訪れる</strong>可能性があります。これは、強いAIと呼ばれるAGIの普及が、現実味を帯びたことが要因です。</p><p data-uid="wfkoJFib" data-time="1707201827811"></p><h3 data-uid="jUCfwqEe" data-time="1712112856736" id="index_jUCfwqEe">強いAI「AGI」とは</h3><p data-uid="v6A75yfW" data-time="1707202267654">AGIとはArtificial General Intelligenceの頭文字を取った言葉で、「汎用人工知能」と和訳されます。AIは「強いAI/汎用型AI」と「弱いAI/特化型AI」に大別でき、AGIは前者です。</p><p data-uid="Yvd3dw61" data-time="1707202273300">特化型AIは、チャットボットや将棋ゲームなど、用途が限定されたAIです。データに基づく学習が必要で、学習していないことには対処できません。</p><p data-uid="CttHSxqG" data-time="1707202277296">一方、汎用型AI(AGI)は。自己学習を行います。人間と同じように感情や状況を理解し、学習外のことにも対処できるため、さまざまな分野で汎用的に利用できます。</p><p data-uid="GhPWVLQh" data-time="1707202277297"> </p><h3 data-uid="s9kSyDxm" data-time="1712112861157" id="index_s9kSyDxm">AIの発展は加速の一途</h3><p data-uid="guOSouXt" data-time="1707201862799">AGIはまだ世の中に存在していませんが、ChatGPTの登場により、AGIの実現が現実味を帯びたと言われています。<br><br>ChatGPTのアクティブユーザー数は、公開からわずか2か月で1億人に達しました。2023年3月にはAPIが公開され、様々な企業でChatGPTを活用したサービスの提供が開始されています。</p><p data-uid="j8BZnmY6" data-time="1708049556367">Google社も2023年3月にBardを公開。同12月には次世代モデルのGeminiを公開し、世界を驚かせました。AIの利用浸透や技術発展は、今後も加速していくでしょう。</p><h2 data-uid="OXaCppNi" data-time="1712112867985" id="index_OXaCppNi">今後、社会で起きること</h2><h3 data-uid="u5GoiEyX" data-time="1712112870571" id="index_u5GoiEyX">ITの需要拡大</h3><p data-uid="qEC8VO2M" data-time="1712112875312">AIの急速な発展に伴い、さまざまな分野でITがより広く活用されるようになります。ITの需要と重要性が増加します。</p><h3 data-uid="G1GDgycg" data-time="1712112873685" id="index_G1GDgycg">教育の変化</h3><p data-uid="ADSYs0EZ" data-time="1712112877112">ITの重要性が増すにつれ、ITを学習する必要性も高まります。日本ではIT人材不足の予測もあり、今後、学生のIT教育や、社会人のIT学習機会は増加するでしょう。</p><h3 data-uid="0j9MIgg0" data-time="1712112879562" id="index_0j9MIgg0">IT人材の増加</h3><p data-uid="v7qUbuhh" data-time="1708049559408">学習機会の増加に伴い、学習方法の効率化が進み、学ぶハードルが下がります。IT学習人口は、ますます増えると予想できます。学習人口が増えることで当然、ITの知識を持つ人材も増加するでしょう。</p><h2 data-uid="8fjf2ntt" data-time="1712112882796" id="index_8fjf2ntt">ITエンジニアの身に起こること</h2><p data-uid="YLFB5XzE" data-time="1707201806575">このような社会の変化は、ITエンジニアに大きな変化をもたらします。</p><h3 data-uid="9EjvhVY4" data-time="1712112895289" id="index_9EjvhVY4">非エンジニアとの境界線が薄まる</h3><p data-uid="olEE7xJh" data-time="1712112892173">IT人材の増加により、ITエンジニアと非エンジニアの境界線があいまいになります。単に「ITを知っている・使える」だけでは市場価値が低下するため、他の付加価値を身に着けることが重要になります。 </p><h3 data-uid="WSGFpkKY" data-time="1712112899722" id="index_WSGFpkKY">技術の淘汰が加速する</h3><p data-uid="AlWuJd8V" data-time="1712112904089">ITエンジニアは、常にスキルの断捨離が求められます。技術はナマモノです。日々新しい技術が生まれる中で、古くなり使われなくなった技術も存在します。ITエンジニアは「使われ続ける価値のある技術」と「不要な技術」を見極め、定期的にスキルの断捨離を行います。今後、一つの技術を獲得し、活用し、捨てるまでのサイクルが、ますます短くなると予想されます。</p><h3 data-uid="2wSEZPMQ" data-time="1712112902734" id="index_2wSEZPMQ">コードを書かなくなる</h3><p data-uid="a4Gkdmhv" data-time="1708049537257">AIによるコード生成の進化により、プログラミングの必要性が低下します。AIが生成したコードは、誤りが少ないだけでなく、生成速度も非常に高速です。人間が活用しない手は無いほど、生産性が飛躍的に向上します。近い将来、プログラミング業務はAIに取って代わる可能性が高いでしょう。</p><h2 data-uid="tcHezpkC" data-time="1712112907340" id="index_tcHezpkC">変化に対応するためにできること</h2><p data-uid="Rbe_gfrW" data-time="1707201806575">それでは今後、ITエンジニアとして市場価値を高めるためには、どのような力が必要でしょうか。</p><h3 data-uid="zDhdgDyE" data-time="1712112911255" id="index_zDhdgDyE">変化を恐れず、取り入れる力</h3><p data-uid="cBPjioid" data-time="1712112914897">大前提として、変化に適応する力は必須と言えます。<br>前述したコード生成をはじめ、エンジニアの仕事を効率化する技術が日々生まれています。そのような中で現状に固執してしまうと、相対的なコストパフォーマンスが悪くなり、需要は減る一方です。新たな技術やアイデアを積極的に取り入れ、柔軟な姿勢を持つことが求められます。</p><h3 data-uid="XnD3Zz7N" data-time="1712112913839" id="index_XnD3Zz7N">AIを活用する「設計・検証」能力</h3><p data-uid="vRYniGUZ" data-time="1712112918797">AIがコードを生成する時代、人間の役割は、AIに正しいコード生成を指示することです。そのためには、設計能力と言語能力が求めれれます。また、AIが生成したコードを検証する力も必要です。</p><h3 data-uid="P1WZDNtw" data-time="1712112917793" id="index_P1WZDNtw">エンジニア以外のビジネススキルや経験</h3><p data-uid="YE3joITQ" data-time="1712112923027">非エンジニアとの境界線が薄まっていく今後、IT以外の得意分野を持つことは、大きな付加価値になります。特に他の業界の知識やビジネススキルは、後述する上流工程を行うのに役立ちます。</p><h3 data-uid="SoBH6lmT" data-time="1712112925280" id="index_SoBH6lmT">上流工程のスキル</h3><p data-uid="skVGIGIV" data-time="1707202377506">上流工程をこなせるスキルも重要です。要件分析や要件定義、基本設計などでは、高いソフトスキルが求められます。これらを磨くことで、自身の価値を高めることができます。</p><h2 data-uid="UrNw0CgH" data-time="1712112929897" id="index_UrNw0CgH">まとめ</h2><p data-uid="vt56FJod" data-time="1707202329915">本日は、ITエンジニアに求められる役割やスキルについてご紹介しました。IT業界にお勤めの方や、ITエンジニアを目指している方の参考になれば幸いです。</p><p data-uid="uLV19f5V" data-time="1729133646902"><strong>AIがどんなに発展したとしても、「新しい情報を獲得し、取り入れる」のは人間の役割です。</strong>私たちはITエンジニアとして、また変革期を生き抜く仲間として、今後も最新技術に自ら触れ、取捨選択していきましょう。</p>